Z3研究日誌No.36 【2001年4月30日(月)】

どこかの雑誌で、アメリカではいまMT(マニュアルトランスミッション)車の比率が上がっているとのレポートがありました。アメリカでは高級車とされるBMWでもMT車が売れているそうです。日本ではMT車は売れないため、ほとんど設定がありませんが、アメリカでは結構選択肢が多いようです。アメリカといえばAT(オートマチックトランスミッション)の代名詞のような感じでしたが、日本こそがATの代名詞ですね。うわさによると、レクサスGS430(アリストの4300ccV8バージョン!)にもMT仕様があるようです。

さて、ないものねだりをしてもしょうがないですが、数少ないBMWジャパンのMT車の選択肢の中から選んだ私のZ3は、6気筒をMTで乗りたいという一心で購入したものです。それだけに、シフトをコキコキとして運転する楽しみは何者にもかえがたいです(ただし、昨日の日誌にも書いたように、320Ciや325tiのMT仕様の日本導入を望みます。500人くらいは買いますよねぇ)。

Z3のシフトノブ

いくつもMT車を乗り継いだわけではないので、あまり客観的ではないとは思いますが、Z3のシフトは非常に剛性のあるフィールだと思います。FF車のシフトはケーブルを使っているため、剛性を出すのが難しいようですが、FR車のシフトはロッドで固定されているため、非常にがっちりとしています。一番最初に乗っていたいすゞジェミニのイルムシャーターボは、ハンドリングはクイックでスポーティでしたが、シフトフィールだけはふにゃふにゃで最後まで満足できませんでした。

次に乗っていた318isはFR車の手本のようにがっちりしていました。同じFRの318isとZ3を比べると、ミッションの中身は同じだとは思いますが、若干フィールに違いがあります。318isはストロークが長くて、Z3はストロークが短く感じます。以前試乗させてもらったMクーペと同じフィールでした。Z3はシフトするのが楽しくて仕方のないフィーリングで積極的にシフトダウンもしてしまいます。特に2速から3速のシフトアップとその逆のシフトダウンはこのクルマの一番の楽しみのひとつです。ゲートは非常にはっきりとわかり、シフトミスはほとんどありません。また、一部の人に不評な、1速の横のリバースギアは慣れてしまえば、何の問題もありません。

シフトノブは革とのコンビネーションのクローム仕上げで非常に上質に見えます。Mのマークも入っていて、かっこいいです。ただし、プラスチック(?)にメッキ加工らしく、材質そのものはチープに感じます。

318isはストロークの長さをカバーするために、純正品の短いシフトノブを後付で購入しました。アルミ製で重さもあり、寒いときはヒンヤリとしていて、なかなかの一品でした。これと同じものをZ3にもつけたらもっとフィーリングがよくなると思います。

ちょっと写真が小さくてすいません。標準よりもだいたい1cmは短かったと思います。

Z3研究日誌No.37 【2001年5月1日(火)】

今日はペダルの紹介です。Z3は標準ではプラスチック(ゴム?)製のペダルがついています。足の裏で違いがわかるわけではありませんが、購入時にこだわって、BMW純正のアルミペダルを装着しました。

フットレストはそのまま

実は、純正アクセサリーカタログを見てわかるとは思いますが、このペダルはE46用で、Z3には対応しておりません。そこを営業の方に無理を言って、ちょっと加工をしてもらって取り付けてもらいました。なんか穴あけが必要だったようです。

15000円くらいで、見た目は最高です。標準では黒くてあまり自己主張のないペダルが、ドアを開けたときにかなり目立つようになります。

正直なところ見た目以上の効果はありませんが、ゴムの滑り止めがついていて、標準ペダルよりも滑りにくいような気がします。

あと、これはアルミペダルのせいではないと思いますが、Z3はもともとブレーキとクラッチペダルの感覚が狭いみたいで、ブレーキを踏んだ状態でクラッチを踏むと、ほとんど「気をつけ」をしているような感じで足がそろいます。危ないとかそういうことはなく、なんとなくスポーティで気に入っている点でもあります。

Z3研究日誌No.38 【2001年5月3日(木)】

Z3のドアはいい音します。オープンボディに対応するためか、サイドシルがかなりがっしりしていて、ドア付近の剛性はかなり高そうです。前乗っていた318isよりもいい音で「バトムッ」と言って閉まります。

私のZ3はエクステンドレザーのオプションをつけたので、ドアにも革が張ってあります。

革張りのドア

エクステンドレザーだと、ドアの上側も革張りになります。ドアを眺めるたびに、エクステンドレザーにしてよかったなぁと実感します。また、取っ手(ドアミラー調整ボタンのところ)にも革が巻いてあって、ステッチの手触りもよくなかなか高級感があります。以前試乗したMクーペは確か革が巻いていなかったので、これもエクステンドレザー仕様だけのことかもしれません。318isでは黒のプラスチックだったドアオープナーもクローム加工してあって、見た目はいいです。

ちなみにドアには写真で見えるところに、小銭入れとCDが数枚入るぐらいのスペースがありますが、大きなものを入れるドアポケットがありません。そうすると地図や小さな荷物とかはどうしてもシートの裏側に雑然と突っ込まれることになります。小物入れはもう少し国産車を見習ってほしいですね。

Z3研究日誌No.39 【2001年5月8日(火)】

Z3のメーターはメッキリングがついていてなかなかスポーティです。夜オレンジ色の光を間接的に受けて光るメッキリングもおしゃれです。左から燃料系、スピードメーター、タコメーター、水温系です。エクステンドレザーパッケージはメーターフードも革張りで、高級感がかなりあります。

デザインの良いメーター

ひとつ残念なのは318isにあったタコメーター下の燃費計が省かれていることです。たまに省エネ走行を楽しもう(?)という時に便利でした。ちょっとタコメーターの下がさびしいですよね。MロードスターやMクーペには「M///」マークがついていてちょっと格好よくてうらやましいです。

BMWは基本的にどのモデルのメーターデザインも基本は一緒なので、乗り換えてもあまり違和感がないですね。Z3の場合はスピードメーターは240kmまで刻んでありますが、空力があまりよくないので、おそらく200kmぐらいまでしか出ないでしょう。318isは260kmまで刻んでありました。

レッドゾーンは6500回転からで(ゼブラゾーンは6200回転)、M52エンジンはあまり高回転型ではありません。でも、私のような運転技量に乏しい人間には4000回転ぐらいがおいしいので不満はありません。

Z3研究日誌No.40 【2001年5月10日(木)】

BMWからDMが来ました。先日お伝えしたZ3の限定車です。

漆黒のロードスター

これを見ると日本もヨーロッパタイプのナンバープレートになるといいなと思います。

標準仕様では存在しない「アリゾナ・サン」オレンジ系のインテリア

これが標準で選べたらダカールイエローとの組み合わせが似合いそうです。

標準仕様の赤よりも少し濃い目の赤色でしょうか?

クラシックレッドのソフトトップがおしゃれです。オープンにするのがもったいないです。

私の青内装(トパーズブルー)よりも濃い(?)ような気がします

エストリルブルーの内装色です。

その他のオプション

これで400万円は安いですね。私が買うならEdition2のBlack&Red Combinationかなぁ。クラシックレッドのソフトトップにくらくらきます。

自分のダカールイエローのZ3の方が希少価値があってよいとは思いますが、2.2リッターエンジンに、ツーピースのクロススポーク・スタイル、Mドア・ミラーはうらやましい(くやしい)です。

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