ヨーロッパ車は必ずと言っていいほど4シーターのカブリオレモデルをライナップします。メルセデスベンツCLK、BMW3シリーズ、VWゴルフ、オペルアストラ、ボルボC70、サーブ9-3、ルノーメガーヌ、プジョー206CCとあげればきりがありません。
プレミアムブランドのアウディも久しぶりに4シーターカブリオレをリリースしました。ベースはA4ですが、A4にはクーペボディがありません。なのでボディはすべて新設計でお金がかかっています。フロントマスクもセダンに似ていますが、良く見るとグリルやヘッドライトの段差の少ないスポーティな表情です。またサイドのウエストラインが一直線で、専用設計でないと、このようなデザインはできません。
とりあえずは2.4リッターエンジンモデルが導入され、170馬力を前輪で駆動します。4WDのクアトロモデルはお預けですが、将来導入されるのでしょうか。もしかしたらSモデルもあるかもしれません。
また、正式にはアナウンスされていませんがカブリオレだけのために2ドアのボディを作るはずはないので、クーペモデルも発表されるかもしれません。
幌の色は黒、赤、青の3種類で、さまざまなカラーバリエーションが楽しめます。価格は598万円で、620万円のBMWよりは安いのですが、BMWは排気量の大きな至高の3リッターエンジンですので、実質的にはAUDIの方が割高かもしれません。ちなみにメルセデスのCLK320カブリオレ(旧モデル)は740万円で100万円ほど割高です。
イエローのS4アバントと遭遇し、なぜか急にS2のことを思い出しました。アウディのSシリーズはBMWのMと同じように歴史があります。さかのぼると、1985年のスポーツ・クワトロS1が最初のSがついたマシンではないでしょうか。スポーツ・クワトロS1は純然たるラリーカーで、ロードカーとは違いますが、その後1990年にSの名を受け継いだS2が登場しました。
S2は80シリーズをベースとし、最初はクーペだけでしたが、セダンやアバント(ワゴン)も追加されました。ポルシェがチェーンしたRS2も有名でしたよね。
S2は5気筒エンジンを縦置きに搭載し、ターボで加給し、230馬力に35.7kgmのトルクを4輪から伝えます。エアロパーツを備えず、ボディ下回りはブラックのままという、ホイールとバッチを見ない限りわからない「羊の皮を被った狼」グルマです。その当時としては先進の6MTを積んでいるのも話題だったと思います。
しかしながら、日本には正式導入がなかったようですので、国内に数台しか存在しないのではないでしょうか、ポルシェチェーンのRS2は2回ほど目撃したことがありますし、日本に50台のみ正式輸入されたRS4も4回ほど目撃していますが、S2は一度も見たことのない幻のクルマです。
ジェトロ輸入車ショールームへ初めて行きました。いろんなクルマがありましたが、ほとんどのクルマのシートに載ることができます。ざっと見ただけでもプジョー406、BMW325iM-Sport、オペルニューヴィータ、フィアットバルケッタ、ポルシェボクスターS、MCCスマートクーペ、サーブ9-3、メルセデスベンツA160、AUDI TTロードスター・・・と、クルマ好きなら一度は乗ってみたいクルマばかりでした。
いろいろと比べてみると、フィアットバルケッタは一見してデザインは完璧で、格好いいなぁと思わせましたが、ドアがへなへなで剛性不足を予想させるつくりだったり、メルセデスベンツA160の室内がサンドウィッチ構造のため、見た目よりも高さが足りなく狭く感じることなど、相対的な評価ができるため、ある意味自動車メーカーにとっては恐ろしい場所です。
その中で一番感心したのはAUDI TTロードスターの質の良さです。野球のグローブ風のシートは非常に座りごこちがよく、また、内装の樹脂系の質感も完璧で、アルミのパーツのアクセントがスポーティで、シフトノブのさわり心地もよかったです。こういうショールームはクルマ自体を動かすことができないので、外見や内装の見かけのよいクルマが有利ですね。アウディTTは外見で乗るクルマなので、10万円しか価格の違わないロードスターはセカンドカーとしてはお勧めです。これこそティプトロ版が必要!?
新潮社のENGINEというクルマ雑誌にソニーCEOの出井伸之さんのインタビューが掲載されていました。そこで紹介されたAUDI TTは驚くべき内容のものでした。
出井さんが、ダボス会議で、VWのCEO Dr.フェルナンド・ピエヒ氏と会食した際に、半ば冗談で、自分だったらこういうTTがほしいとリクエストしたら、そのまんまのモデルがプレゼント(?というよりモニター貸与)されたそうです。
色はメルセデスよりもよい塗装のシルバーで、シートの革も滑らないもの、右ハンドルで、ティプトロニックでというものです。かくして望みどおりのTTが作られたそうです。4WDのクワトロではなく、FFで、出力は225馬力とクワトロ版と共通です。なにより特別なのは世界で一台のティプトロニック(AT)のTTです。
ピエヒ氏は実は日本では低いアウディのシェアアップのために、ティプトロニック搭載版TTをリリースしようと考えているのではないでしょうか? アウディTTは形で乗るもので、スポーツで乗るものではないという人は多そうなので、やっぱりティプトロ版は必要ですよね。
今日AUDIのRS4 AVANTを発見。ちょっと水色の入ったグレーでしたのであまり目立っていませんでしたが、最初S4かなと思っていました。研究所にもどってから、ルボランを見てみると、フロントスポイラーとアルミの形状からRS4と発覚です。ロータリーに駐車中だったので、もっと観察すればよかったなぁ・・・。
RS4 AVANTはAUDI A4のスポーツモデルのS4を更にチェーンナップした、380馬力/44.9kg-mの世界最速ワゴンです。ちなみにアウディのスポーツモデルのSシリーズは工場のラインで作られていますが、RS4は特別で、別会社のQuattro GmbHで手作りだそうです。「Quattro GmbH」の会社名は、きっとBMWのM GmbHに対抗するためにそう名づけられたに違いありません。
イエローのアウディS4にあおられました。こちらもイエローのZ3なので、あおったのではなく親しみを込めて近づいてきたのかもしれません。でも、もう少し車間距離をあけましょうね。
S4はドイツでは売れているみたいですが日本ではきついですよね。265馬力で724万円では高いと思います。321馬力のBMW E36 M3が730万円、231馬力のBMW E46 330i M-Sportが555万ということを考えると、600万円くらいの値段設定にして欲しいです。どうせターボで加給するならオーバー300馬力目指して欲しいものです。
すぐ馬力で判断するのは日本人の悪い癖だとは思いますが、高い金額を払って買う身になると、1馬力でも多いに越したことはないです。
最近絶好調のアウディですが、その象徴というべきTTクーペ。日本導入モデルは色数が3色と少ないのは残念です。目黒通りで見かけたTTクーペはカッティングシートでコーディネートしてあって、ルーフから縦に引いたラインがなかなか格好良かったです。
ドイツでは時速200kmでの安定性の悪さで問題になり、リアスポイラ-等対策が練られましたが、目撃したTTクーペはスポイラーなしのモデルでした。日本の法規速度を遵守するならスポイラーはいらないかもしれませんね。
安定しない車で有名なのは他にも2代目MR-2の初期モデル、現行RX-7の初期モデル。スポーツカーは低速から高速まで、限界まで見極めてから市販して欲しいですね。もちろん無茶な運転をするしないは個人の責任ですが、メーカーは安全な車を売るという責任もあると思います。
くるま道
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