FX、F60、F140等いろいろな呼び方をされていましたが、この正式名称には誰もがびっくりでしょう。切り札の創業者の名前を使ってしまったのですから。今後出てくる限定モデルV12ミッドシップフェラーリの名称はどうなってしまうのでしょう。5年後に60周年を迎えるので、F60はまだ残っていますが・・・。
フェラーリの限定モデルは1987年にF40から始まったといえるでしょう。V12ではなく、V8ツインターボ478馬力、58.8kg-mとし、軽量とパワーを重視した設計でした。当時のバブル経済もあり、日本にもたくさん入ってきたようです。生産台数は1300台ほどといわれています。
1995年に発表されたF50はV12をミッドシップに搭載し、520馬力、48.0kg-mのパワーとトルクを持っています。ターボのF40よりトルクは劣りますが、自然吸気で回転すればするほどパワーがでるエンジンのようです。ちょうど512Mが550マラネロにスイッチし、V12ミッドシップモデルがなくなってしまったので、(どんなに高価でも)フェラーリはミッドシップに限るという人向けのものともいえるでしょう。しかしながら349台の生産台数は需要より1台だけ少なく作るフェラーリ社の方針ですが、もっと需要があったのではないでしょうか。
前置きが長くなってしまいましたが、エンツォ・フェラーリはそんなF40、F50の後を受けて作られたV12ミッドシップフェラーリです。660馬力と、パワーはF50一回り大きく、66.7kg-mとトルクもF40より二周り大きいです。ミッションはついにF1ミッションのみとなり6MTは設定されていません。乾燥重量は1255kg(!)と発表されています。
ドアもガルウィングタイプとなり、ノーズはF1風のスポイラーで、イメージは公道を走るF1です。これも生産台数は349台となるようですが、お金があれば買えるというものではなく、フェラーリオーナーとしての資質が求められるようです。なので、宝くじが当たっても新車では買えません。
恵比寿駅の東口の富士銀行前で、シルバーのフェラーリ 360 モデナとすれちがいました。フェラリーといえば赤が多いと思いますが、目撃したシルバーはおしゃれでした。あの色なら気負わずに乗れます。フェラリーを買う余裕のある人は赤や黄色以外のカラーを選ぶのが通好みかもしれません。その気になれば特注でどんな色でもオーダーできると思いますので、シルバーや白、ブルーというのもいいかもしれません。リセールバリューを考えなければガンメタなんてのもありでは? その場合は必ずフェラーリレッドのF50や550MARANELLOを所有していないといけませんね。そうじゃないと通どころか、変人扱いされるかも・・・
くるま道
Copyright (C) 2001-2006 kurumamichi All rights reserved.