T型から大衆車を作り続けてもうすぐ100年 フォード

FORD Escape XLT 【2001年3月30日】

ご存知マツダのトリビュートの兄弟車ですが、なぜかかっこいいと思います。トリビュートは同じ時期にデビューしたX-Trailと比べられますが、新生日産と大リストラ中のマツダの勢いの差がそのまま出た感じの販売成績です。しかしこのフォード版は実は世界戦略車で、全世界で考えれば、マツダはがんばっているのです。というのは、エスケープの右ハンドル版はすべて山口県のマツダ防府工場で作られて、フォードのバッチがつけられて右ハンドルの世界(イギリス、オーストリア、南アフリカ等)に輸出されていくのです。

トリビュートとの違いは結構多く、シティ派のトリビュートに比べて、エスケープは本格クロカン風の外装です。バンパーやサイドパネルが黒の樹脂となり、ちょっとぶつけてもぜんぜん平気という感じです。がんがん悪路に入っていけそうです。フロントマスクもライトやグリルから差別化してあって、ちょっぴりフォード的です。

内装はほぼトリビュートと同じですが、トリビュートが前席ウォークスルーなのに、エスケープは大きな肘掛があってウォークスルー化していません。このクルマかなり横幅があって、1825mmもあります。でも全長は4.4mと十分小型です。この全幅は荷台にDIY用のベニヤ板を積むためのアメリカ側の都合だそうです。つまり日本はターゲットの市場ではない! これは広島でつくられた、日本向けのアメ車ですね。 設計にはマツダが多くかかわっているので、ヨーロッパテイストなので、無国籍にも思えます。

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