いつも通る道が混んでいたのでなんだろうと思ったら、道の真ん中に消防車が止まっていました。何だろうと思ったら、マセラティ・クワトロポルテがエンジンルームを開けて停車して、化学消化剤らしきものが道に広がっていました。あららと思って、まじまじと観察しましたが、炎上の形跡はなかったので、どうもマセラティのエンジンルームから煙が出たようです。
フィアットの傘下に入り、さらにフェラーリのコントロール下に入ってからは、機械的な信頼性が上がったといわれていますが、それ以前のマセラティは少し怖いところがありますね。でも、信頼性に問題があろうとも、私はクワトロポルテ欲しいです。どうせセカンドカーとして使うのなら信頼性よりは、そのプレミアム性に憧れます。
Quattroporte(クワトロポルテ)はアウディのクワトロのイメージから四輪駆動だと勘違いしそうですが、4ドアの意味だそうです。
ガンディーニのデザインしたスタイリングは主張しすぎない抑えたものですが、それなりにスポーティに見え、シンボルマークのトライデントがグリルの中央で輝いています。内装はマセラティワールド炸裂の革革革の豪華なもので、ちょっと濃い目のタンの仕様がわたし的には好きです。
日本仕様は3.2リッターのV8にツインターボ(イタリア語ではビ・トルボというそうです)に4ATの組み合わせで後輪を駆動します。大きさ的にはメルセデスのEやBMW5シリーズ程度で、それほど扱いにくいサイズではありません。
最近のマセラティというと新型のスパイダーや4000GTの話題ばかりですが、クワトロポルテも色々とマイナーチェンジを受けて、今後も継続生産されるようです。4000GTのパワートレーンを移植して、ピニンファリーナデザインでフルモデルチェンジするという噂もありますが・・・。
白金のレストランで食事をした後に、裏道で路上駐車されているシルバーのマセラティ3200GTを目撃しました。白金のプラチナ通りでは他にも、BMW L7やAUDI TTクーペ等を目撃しましたが、マセラティ独特のオーラにはかないません。以前六本木でイエローのマセラティ3200GTを見て、その希少性に感嘆しましたが、マセラティはワインレッドやシルバー、定番のマセラティブルーといった大人の色が似合います。
マセラティは93年にフィアットの傘下に入り、その後97年に同じフィアットグループのフェラーリの管理下におかれました。しかしイタリアのスポーツカーメーカーとしての独自性はまったく失われることなく、マセラティだけにしかない、大人のフェロモンがあふれる官能的なクルマを作りつづけています。3200GTは、4ドアセダンのクワトロポルテをシャシーベースに現代と過去を融合したデザインで包み、贅を尽くしたインテリアと、フェラーリ影響下のエンジンサスペンションを持つスーパースポーツクーペです。マセラティデザインというとガンディーニですが、3200GTはジウジアーロ率いるイタルデザインだそうです。
くるま道
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