近くのディーラーでRX-8に試乗してきました。Mクーペに乗っていったせいか、営業の方が売る気満々で、とにかく乗ってくださいという感じでした。試乗車はType-Sのブリリアントブラック。装備済みオプションはDVDナビだけで、ほぼ標準仕様といえるでしょう。
乗る前に外観を観察しました。東京モータショーや、先行発表の写真をたくさん見てきましたが、実物はそのどれよりもスタイリッシュで、前衛的です。他のどの車にも似ていなく、RX-8だけのデザインと思いました。18インチホイールも、良いデザインのものなので、そのままで乗り続けてもいいかなと思えます。エアロパーツはマツダスピードバージョンも含めて、付けるとバランスが崩れるような気がします。前後のオーバーハングも短くて、オーバーフェンダーもホイールとほぼツライチで、全体として、スポーツカーらしく、4つの車輪がしっかりと根ざしていると感じられました。
特徴的な観音開きのドアを開けてみます。座席の位置が低く、車高も4ドアにしては低いほうなので、乗るときに若干腰をかがめる必要があります。後席へは2ドアクーペほど乗りにくくありません。4ドアにしたメリットは十分にあると思います。まず後席から座ってみました。レッグスペースはちょっと厳し目ですが、前席をやや前にしてもらえば、足先が座席下に入るので、1、2時間なら我慢できそうでした。BMWのE36クーペとほぼ同等です。後席にも空気を換気するポップアップの窓があるので、息苦しさも若干和らぎます。Cピラーの圧迫感がややありますが、センタートンネルに上等のアームレストがあり、隣の人とも完全にセパレートになるので、落ち着くスペースではあります。
運転席に座ってみます。エンジンを後方にセットバックして重量配分をさらに適正化したためか、足元の空間が狭くなっています。右ハンドルだと、輸入車のように、ペダルセンターが右方向にオフセットしていて、すこし違和感がありました。慣れれば大丈夫だと思いますが、左足の置き場に不自由します(左ハンドル仕様が欲しい?)。
クラッチの重さは普通で、渋滞でも足が疲れることはないでしょう。ステアリングも径が小さめで、パワステの重さも軽すぎることはありません。乗ってすぐわかるのは、ステアリングの応答性がよく、鼻先がスッとはいることです。ホイールベースの長さを感じることはありませんでした。徳大寺巨匠は、ホイールベースの長さがスポーツカーとしての資質を損なっているとコメントしてましたが、ジムカーナで使わない限り問題はないでしょう。
一部で不評だという内装の質感については、価格を考えると適正だと思います。確かに、アウディにはかないませんが、質感が悪すぎて気になる箇所もありません。センターパネルやメーター周りのデザインの良さは感じられ、質感をデザインで補っていると思います。イルミネーションの色がオレンジ(アンバー)というのもBMWに通じるものがあって、好ましかったです。
さて、走りのほうですが、短時間の試乗で感じたのは、下のトルクは2000回転あれば十分で、3速に入れっぱなしでも普通に走ります。低速でもギクシャクすることなく、乗りやすかったです。試乗車は慣らし中でしたので6000回転までという制限でしたが、あっという間に6000回転に達してしまい、よく回る印象が強かったです。ロータリーはもともと回転型のエンジンと考えるとType-Sを選んだほうが後悔がなさそうです。高回転でもエンジンが苦しそうな音をださないのが特徴と言えるでしょう。正直なところBMWの直6よりスムーズに感じました。
足回りですが、18インチのホイールを履いているとは思えないほど乗り心地が良かったです。足回りを引き締めなくても回頭性が良いので、ステアリング操作に足がついてきているのでしょう。これでガチガチに固めたら、敏感すぎてMクーペのようになるのではないでしょうか?いじり甲斐があるけど、バランスが崩れてしまうのが怖いです。
長文になってしまいましたが、短い時間の試乗で欠点は見つかりませんでした。あえて言うなら運転席のフットスペースでしょうか。実際に購入するとなると燃費も問題になると思います。カタログ値から推測するとリッター6kmくらいだと思われます。保険のクラスも5(!)だそうで、保険料も抑えられそうです。
次にクルマを買い足すならMINIクーパーSかなと思っていましたが、正直なところRX-8に変わってしまいました。チタニウムグレーにタン色の本革シートをオプションにつけて込み込み340万円。セカンドカーにしては高いなぁ・・・。とにかくこれからスポーティなクルマを買おうと考えている人にはお勧めです。
2001年は新車が一台も登場せず、苦しい一年だったマツダは、厳しいリストラとフォード流経営手法の導入で徹底的なコストダウンを行い、何とか黒字を捻出しました。
しかしながら、ロードスター以外のマツダ車はどれも設計が古いか、または、コスト意識が働きすぎていて、かの徳大寺有恒さんは安さ以外にメリットはないとまで言い放っています。
このアテンザはそんな言葉を吹き飛ばすような気合の入った新型車です。まず、マーケットは日本よりも世界を相手に考えています。フォードのDセグメントの新型プラットフォームをマツダが受け持つことになり、開発に相当コストをかけていて次期モンデオや次期ジャガーXタイプもこのプラットフォームを使うことになります。
さらに、ずーっと古いエンジンを使っていた4気筒エンジンも新開発し、F1のエンジンをも作っているコスワースの技術も取り入れ、1.8、2.0、2.3リッターの3つのバリエーションを投入して、これも、フォードグループ全体で使われることが決まっています(ちなみに1.3、1.5リッターエンジンも新開発で、こちらは次期デミオに使われます)。
新型のプラットフォームと、新型のエンジンを手に入れて、開発陣も気合が入っていたのか、何を思ったか、走りのベンチマークをBMWにするという大技をやってのけようとしました。その甲斐あってか、試乗会でのジャーナリストの評判はなかなか良く、BMWに届いてはいないが、欧州で十分太刀打ちできる走りの質として認められたところを見ると、目標は高く持つことは大事なことですね。
アテンザは輸出依存度が高く、国内販売目標がワゴン・セダン・5ドア合わせて2500台/月なのに対して、世界規模では16000台/月だそうです。マツダは国内では安売りしすぎて中古車相場を暴落させて、ブランドイメージが厳しいのに対して、海外では日本車で唯一のル・マンでの優勝のイメージや、RX-7のロータリースポーツ、ロードスター(MX-5ミアータ)のイメージのおかげで、クールなクルマを作る会社と思われているようです。
41歳のマーク・フィールズ社長は、このアテンザの発表を最後に日本を去ります。実はかなり出世してフォード本体の副社長として、あのBMWに居たウォルフガング・ライツレ博士の後任となって、PAG(プレミア・オートモーティブ・グループ)のリーダーとしてジャガー、リンカーン、ボルボ、ランドローバー、アストンマーチンさらに、F1フォードチームを率いることが決まっています。赤いRX-7をこよなく愛していた男前のマーク・フィールズ氏は、今度はジャガーXKやアストンマーチンやレンジローバーを運転することになりますが、アテンザや今度発売されるRX-8が欧州や米国でも売れるようにきっと影ながら応援してくれることでしょう。
あまり目立つ記事ではありませんが、今月の車雑誌に気になる記事がありました。限定200台のMAZDASPEED ロードスターと限定100台のMAZDASPEED ファミリアが発売されるという情報です。普通の人はかっこいいエアロを付けているロードスターの方が気になるとは思いますが、自分はファミリアの方が気になりました。
というのも、今のファミリアはSワゴンも含めて小型車のベストデザインだと思っているからです。外見だけでなく、内装もあまり安っぽくなく、よくまとまった小型車です。もしファミリアという名前が気に入らなければ、ヨーロッパ仕様のマツダ323のバッチをつけて乗ればいいかなとも思います。
特別仕様の内容はロードスターよりも多岐に渡っていて、特筆すべきは、本来設定のない2リッターのエンジンにMTという組み合わせです。セダンに2リッターの設定はなく、Sワゴンにある2リッターにもMTの設定はありません。しかも175馬力にパワーアップしてあります。小さい車体に大きなエンジンを詰め込むのはヨーロッパのスポーツモデルの定番で、安易にターボを使わない点が好感をもてます。さらにエンジン周りはピストン、エキマニ、カムシャフト、フライホイール、ショートシフトと多岐にわたって手を入れています。
サスペンションにも手を加え、ファミリアには過剰ともいえる17インチ!45扁平のホイールをおごっています。さらにブレーキローターも15インチにアップし、制動力もばっちりです。
内装も、アルミ調の配色にナルディのステアリング、さらに10スピーカーのMP3対応のサウンドシステムと手抜きがありません。外装もマツダスピードのフルエアロで、さらに特別色のスターリーブルーマイカもいい色だと思います。
さて気になる値段はというと・・・199万8000円。けっこうバーゲンプライスかも? ただ、ホンダのシビックタイプRがどのくらいの値段になるかも気になります。一説によると200万円台後半とのことなので、そうすると、このファミリアは買いではないでしょうか? もっともホンダ党の人はマツダのクルマなんて見向きもしないとは思いますが。でも、ヨーロッパではホンダ並に人気があるんですけどね。気になる人はマツダスピードのホームページを見てみてください。
デトロイトで発表されたマツダのRX-8は私の気になるモデルの一つです。ネーミングはエボルブ改め「8」ということで、一部の関係者のなかでは、ピュアスポーツモデルとしての「7」は別にあるという期待を残しています。
市販モデルはほぼこのままということですが、観音開きの4ドアとインテリアはいい感じですが、フロントマスクは?です。このままなのは問題では? 今のRX-7の方が迫力があって格好いいと思っています。多少フロントオーバーハングが重たくなってもリトラクタブルヘッドライトを採用すべきではないでしょうか。
軽量化にはかなり期待できそうですが、重量は発表されていません。1200kg以下ならびっくりなんですが・・・ ロータリーエンジンもターボ無しで低速トルクが心配なところですが、シーケンシャルの6速MTでバイク風に回して乗るエンジンなのでしょう。リアシートもバケットシートで、後席も分断する太いセンタートンネルがボディ剛性の高さを期待させます。あらゆる面で新しい試みが詰まったRX-8は1年後のレビューが楽しみです。でも「7」がなくなるのは悲しいのでマツダさん、そちらもよろしくね。
再び登場のセブンですが、クルマ雑誌のENGINEで鈴木亜久里さんのコーナーを読んでいたらRX-7が欲しくなってしまいました。鈴木亜久里さんのコーナーは大好きで、NAVIで「全部書いてね」のコーナーが自然消滅してしまったのが残念です。ちょっと話がずれますが、編集長が変わってNAVIがちょっと違った雑誌になって、ENGINEがNAVIになったような気がします。でもENGINEって完全に男性誌ですよね。
ちょっと話がずれてしまいましたが、現行RX-7って、昔はバリバリ硬派の「軟弱者には乗れないぜ」仕様で、もう、走り屋専用のクルマって感じでしたが、マイナーチェンジで280馬力になってからは、足回りがやわらかくなったりして、大人のクルマに変身しつつあるって感じです。昔からRX-7ってデザインが格好いいなーと思っていました。それだけじゃなく、リトラクタブルヘッドライトにこだわって、軽量化にこだわって、ロータリーエンジンにこだわって、前後重量配分にこだわって、ピュアスポーツカーにこだわって、本当にもう、専用設計のスポーツカーじゃなきゃここまでこだわれなかったというぐらいこだわっている贅沢なクルマだと思います。400万円というのは大バーゲンプライスじゃないでしょうか?
私が買うならノーマルで乗ります。でもリアスポイラ ーだけはリップ式にしたいです。
マイナーチェンジ後のRX-7は気になる存在です。280馬力のスーパースポーツカーとしては軽量な1200kg台の車重で、前後重量配分は50:50。エンジンは世界唯一のロータリーエンジン。ストロークの短い5MTを駆使すればワインディングロードでは敵なしでしょう。
ただし欠点といえば、警察に目をつけられやすいことでしょうか。なぜかというと、今日片側2車線の一般道(50km/h制限)でパトカーにつかまっていました。きっとスピード違反と思いますが、80km/hで走るカローラと、75km/hで走るRX-7がいたら、おそらくRX-7の方が捕まるでしょう。いかにも違反しそうな車の代名詞ですよね。捕まっていたのはフロントの形状からマイナーチェンジ後のRX-7。グレードはわかりませんでしたが、わざわざマイナーチェンジ後のRX-7を買うなら280馬力バージョンでしょう。
スピード違反は気をつけましょう。RX-7以外にもシルビアやGT-R、ランエボやインプレッサに乗る方はご注意ください。
新型のロードスターは今でこそ見慣れましたが、発表当時はリトラクタブルヘッドライトを廃止したことに批判がたいへん多かったです。このクルマを最初見たときはそんな批判も耳にしましたが、自分は実は同じフォード傘下のジャガーを思い出します。ロードスターのフロントマスクはジャガーのXKシリーズになんとなく似ているように思えるのです。特にベージュの幌をまとったグリーンのVSはブリティッシュコンパーチブルカーの雰囲気が漂っています。
同じフォードグループとして、英国に輸出して、ジャガーのブランドで販売したら、きっと逆輸入で乗る人も多いのではないでしょうか? もちろんシートはベージュのコノリーレザーで、ダッシュボードもウォールナット張り+革張りでゴージャスにして、足回りをジャガーの技術者に見直してもらえばスモールジャガーの出来上がりです。どうでしょうフォードさん?
今までの研究日誌を読むと、マニュアルトランスミッション(MT)車に偏っていることに気づきました。自分がMT車に乗っているため(MTのダイレクトな感覚は何事にも替えがたいものですが)、つい気になる車はMT車に偏っているようです。
今日気になった車はファミリアです。一世を風靡したFFファミリアから考えるとかなり印象が薄くなりましたが、今のモデルのSワゴン(SはShortか?)はデザインが非常に良いと思います。クルマはデザインが大事だとは思いますが、先代モデルに比べてファミリアのセールスが好調なのはデザインのおかげでしょう。昔に比べるとだいぶ大きくなって、5ナンバーサイズぎりぎりの横幅に長いホイールベースを持っていますが、それはシャシーがカペラと共用だからです。今のファミリアはカペラのシャシーをもらってだいぶ格上に見えるのです。それはデミオが昔のファミリアのポジションになったからですね。
今回取り上げるのは最上級グレードのスポルト20です。もともとが1.5リッターがメインのファミリアに2リッターエンジンなのでトルクはかなり太いです。日本車の場合は排気量をベーシックモデルと同じにしてDOHCの高回転型高出力エンジンをトップモデルにする事が多いと思いますが、ファミリアの場合は、ヨーロッパの最上級グレードの考え方と同じで、小さなボディに大排気量のエンジンを積んでいます。今後は日本車でもこの傾向が続くのではないでしょうか。ファミリアはカペラのシャシーなので、V6 2500ccも可能だと思います。マツダはスポーツモデルを充実させていくそうなのでヨーロッパ車風にファミリアエボとしてノンターボでV6 2500cc 200馬力のマシーンを作ってみてはどうでしょう? ボディ・サスを強化して、レカロシートにショートストロークの6MTを積んでくれたら買う気がおきるのになぁ。
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