フランスのブルーライオン プジョー

PEUGEOT 406 Sport 【2002年7月2日】

地味ながらもフランス車党には指示されているミドルセダンの406に待望のスポーツモデルが加わりました。ミッション形式は5MTのみと、往年の405Mi16を彷彿とさせる潔さです。広報のコメントにも「限られた顧客ニーズであっても、プジョー車の魅力を広げられるラインアップの拡充、市場にミートしたマーケティングレスポンスを実践していくことで、ブランドをより強固なものとしていく。」とのクルマ好きを感動させるお言葉でした。正直なところ日本のMT事情では年間100台も売れないでしょうね。でもプジョーはMT比率が3割という噂もあって、306からの乗り換えで以外にバックオーダーを抱えてしまうかもしれません。

エンジンは2.2リッター16バルブ158馬力で、「可変バルブタイミング機構とバランスシャフトの採用で軽快な吹け上がりと低速から高速域までのワイドトルクバンドを特徴としている」そうです。プジョーはエンジンパワーではなく、軽快さと、猫足が身上ですので、バランスは良さそうです。

設定色も精悍なオブシディアンブラックとさわやかなピアナブルー、人気の出そうなアルミナムグレーの3色のみですが、MTを用意してくれればそれ以上何も望みません。価格は317万円です。

クーペにも同様の2.2リッターのMTを用意してくれれば言うことなしです。どうでしょう、プジョージャポンさん。ついでにシトロエンジャポンさんもC5のMTモデルを宜しくお願いします。

PEUGEOT 307XS 【2002年1月26日】

プジョーのVWゴルフキラーの307も都内ではたまに見るようになりました。正直東京モーターショーで見たときから、こんどの307はでかいなーと思っていましたが、いまだに大きさにはなじめません。前モデル306はコンパクトハッチという印象でしたが、こんどの307はミニバンサイズです。全長は4210mmとコンパクトカーの中では大きめです。ちなみにゴルフは4155mm、私のMクーペは4035mm、318tiは4265mm、ホンダのFitは3820mm、シビックは4285mmです。また全高は1530mmと、1400mm-1450mmの間に収まるこのクラスのクルマの中では、ひときわ高く、並べてみるとミニバンなみです。ちなみにMクーペは1280mmとかなり低いです。

XS、XSiとスポーティモデルも当初からラインナップしていますが、この大きさのせいか、あまりスポーティに見えません。前モデルの306Xsiはなかなかよかったのになぁ。でもさすがに全体的に年数分は進化して、特に質感が大幅に良くなった内装はゴルフを買おうとした人もプジョーもなかなかと思わせられます。いままではフランス車、ドイツ車と完全にユーザー層が分かれていたのに、今回からは少しオーバーラップしてきたように思えます。それだけにフランス車然としたものを求める人は206の方が好きかもしれないです。206ももう少し内装が高級な感じだったらプレミアムコンパクトとなるんですが、あまりに安っぽいですね。

なので、307を買う人は、おしゃれなフランス車、内装も高級でプレミアム感あり、猫足もグッド、といった項目で、ライフスタイル向上的なクルマとして選ぶ人が多いのではないでしょうか。これからはスポーティだからプジョーではなさそうですね。

スポーティを追求しなくても、5ドアモデルを含む全モデルに5MTを搭載しているのも、フランス車を買う人にクルマ好き、MT好きが多いというのを反映した適切なマーケティング手法からでしょう。噂によると206の3割がMT車とも言われています。

グループ会社のシトロエンも日本法人が設立されて、同じマーケティング手法でMTモデルが増えるといいなと思っています。C5やC3も私自身MTで乗りたいクルマです。シトロエン好きの人もMT好きの人が多いのではないでしょうか。

あれ、話が脱線してMTの話になってしまいましたね。307でホットモデルのS16はでるのでしょうか?そちらも楽しみです。

PEUGEOT 206CC 【2001年6月19日】

大人気のようですね。206CC。CCはクーペ・カブリオレの意味だそうです。本年度の日本の割り当ては数100台程度のようですから、売り切れも当然です。以前206S16が発売された時にディーラーに見に行ったら、割り当ては数百台ですべて行き先が決まっているので3ヶ月待ちと言われました。あのキュートなデザインで、なおかつソアラSLKの半額で、ヴァリオリーフが手に入るのですから、売れて当然です。同じ機構のシルビアはあまり見かけませんが、こちらはきっと東京では良く見ることになるでしょう。すくなくとも306のカブリオレよりは売れそうです。日産もこれに対抗して次期マーチではメタルルーフバージョンを作って欲しいですね。

206CCは単純なオープンではなく、リアにトランクリッドを追加して、ルーフの高さから変更したり、後席を完全に作り変えたりと、大改造で、クローズした状態のプロポーションもばっちりです。ただ、Aピラーが寝すぎていて、オープン時の開放感が乏しいかもしれません。Z3Z8はAピラーがたっているのでオープン時の開放感は大きいです。また狭いながらも後席があるのは、このクルマの売りのひとつでしょう。

日本仕様はどうしてもATということで、1.6リッター版になりましたが、本国ではS16と同じエンジンを積んだ2リッター版が存在します。2リッターはATが設定されていないため、導入されませんが、こんなに売れるのなら206S16CCとして輸入すれば、年500台なら売り切れ間違い無しなのではないでしょうか? プジョーに乗る人はMT好きの人も多いので、意外に現実味があるのではないでしょうか。どうですプジョーさん?

PEUGEOT 206 XS 【2001年4月8日】

307も発表されて、いよいよプジョーは「7」世代に突入です。最後の「6」世代の206ですが、実は「7」世代とこの206のツリ目顔は一緒ですよね。その206の中堅モデルXSが仕様変更を行いました。仕様変更前のXS(SOHC1.6リッター)はトップグレードのS16(DOHC2リッターのアルミエンジン搭載モデル)とは差がありすぎて、とてもスポーツモデルとはいえませんでした。しかし、今度のXSはエンジンをDOHC化し、タイヤをS16と同じに大径化(175/65R14から185/55R15)し、革巻きステアリング等のスポーティな内装を施し、ベストな1.6リッターモデルとなりました。

106が少々古さを感じさせるようになってきたので、プジョーの軽量スポーツホットハッチとしてはこのXSがベストではないでしょうか? 1050kgは少々重たいけど、しっかりしたシャシーと伝統の猫足を駆使すれば、ワインディングでの活躍は間違いなしです。

私が自分で乗るとしたら、変更点はホイールマフラーだけなので、187万円は超お買い得です。

PEUGEOT 406 Coupe 【2000年9月9日】

メールではマニアックなクルマの研究日誌の評判がよいので、今日はマニアックなプジョー406クーペを取り上げます。

実はこのクルマは見るたびに欲しくなるクルマの一つです。メカニズムは何の変哲もないFFベースのセダンですが、ピニンファリーナデザインで見とれるほどスタイリッシュな外観を持ったクーペです。日本に導入されているのは515万円もする3リッターモデルだけなので、ほとんど見かけることはありません。ベンツやBMWに手を出さずに515万円の予算でこのクルマを買えるのはかなりゆとりがある証拠でしょう。相当のフランス車好きか、デザインに惚れない限りまずは手を出さないのでは。青山や表参道によく似合い、30代のリッチなマダムや、50過ぎのロマンスグレーの紳士に良く似合います。

もし買うなら、平行輸入で2リッターのMTモデルで、色はリビエラブルー(薄い水色)、内装はアプリコットレザー。エアロパーツは付けずに吸排気系だけのチェーンナップで、少ない排気量を目一杯使って、フランス車らしい運転をしたいですね。

PEUGEOT 106 S16 【2000年7月24日】

前回の306につづいて今度は106を取り上げることになりますが、東京は本当にプジョーが増えた気がします。やはり見るのは306が多いのですが、106もたまに見ます。たいてい若い男性がユーザーです。自分が見たのは黄色の106でもちろんS16です。

前期型のXsiを除くと、S16以外は平行輸入以外にはありません。乗っている人はなんと若い女性でした。106 S16はATの設定がなく、左ハンドルのMTなので女性ユーザーはほとんどいないと思われるので、かっこよく思えたのです。

PEUGEOT 306 Xsi 【2000年7月22日】

広尾の明治屋の前でプジョー306を見ました。後期型、紺色の5ドアバージョンです。プジョーのデザインは非常に好感が持てます。206は少しえぐいツリ目ですが、306はどこにも欠点は見当たりません。しいて言えば前期型にくらべて安全性確保のためにフロントオーバーハングが延長されて、すこしフロント部の長さが気になるようになったことぐらいです。

マニュアルトランスミッション派の自分にはプジョーは好感の持てるメーカーです。本国の指示なのか、日本のマーケティングを無視したマニュアル重視は、エンスー(熱狂的自動車好き)にはうれしいことです。このXsiにもマニュアルトランスミッションの設定があります。外車5ドアでマニュアルは発売当時はほとんどなかったため喜んだ人も多かったのではないでしょうか?(現在はプジョー206XTプレミアム、フォルクスワーゲンポロGTI、ゴルフGTI等だいぶ増えた)。

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