SUBARU Legacy B4 2.0GT spec.B 【2003年5月27日】

4代目レガシィは富士重工の竹中社長のプレミアムカーメーカーを目指すという発言とともにデビューしました。3ナンバーボディになって、腰下がややどっしりとした風にも見受けられます。最近の車の傾向として、フェンダーとホイールのツライチ度が高まっていますが、4代目レガシィもホイールを四隅ぎりぎりに配置しています。

外観デザインはずば抜けて良いとは思えません。フロントマスクは先代とトヨタカルディナを2で割ったような感じに見えます。リアはファミリアセダンそのものです。内装デザインもトヨタとBMWを2で割ったような感じに見えます。

新型レガシィの特徴はあまり目に見えないところにあるようです。営業サイドもその点を強調しています。

まず、スバル車最大の特徴の水平対抗エンジン+シンメトリーAWD(スバルでも4WDではなく、国際標準のAWDを使っています)は、エンジンの構成部品の80%を新設計し、燃費を13.4km/Lまで向上させています。AWDで、ターボエンジンでこの燃費を驚異的です。ただし排ガスレベルは星ひとつのままで、走りの質感重視して、環境面はちょっと我慢というところです。

次に、徹底した軽量化があります。最上級グレードのB4 2.0GT spec.Bでも1410kgです。FFのアコードユーロRが1390kgということを考えるとAWDとしては最軽量といえるでしょう。ちなみに私のMクーペも1410kgです(ちょっと重たい。とほほ)。

そして、アルミ化が進んだサスペンション。旧型と同じようにフロントロアアーム、新たにリアトレーリングアーム、アッパーリンクもアルミ化し、ばね下重量を下げています。足回りに定評のあるBMWでも、5シリーズはオールアルミのサスペンション、3シリーズは一部アルミのサスペンションです。アルミ化が、質感の高い足回りに一役買っていることは明らかです。

価格は5MTで288万円。spec.Bでなければ、273万円です。どちらにしても装備内容を考えるとアコードユーロRやRX-8よりはちょっと高い感じです。NAエンジンで比較すれば、ほぼ同じ価格帯です。アルテッツァが古さを感じるようになったので、スポーツセダン狙いの人はこの3台の比較で迷うのでしょう。

SUBARU IMPREZA WRX STi 【2001年6月2日】

ちょっと機会があって、STi試乗しちゃいました。

WRブルーマイカのボディカラーにゴールドの17インチホイールにブリスターフェンダーの迫力は、外見上なかなかのものです。まずはドアの開閉音からチェック。正直言って期待はずれ、「パトム」という感じでした。一緒に比較したレガシィはドイツ車的なドアの開閉音だったで、ちょっとがっかりです。

ドアを開けると、専用のバケットシートが鎮座しています。座り心地は最高です。日本人の体格にあっていると思います。少し大柄な人にはきついかもしれませんが、標準体型に合わせるのがクルマ作りとしては正解ではないでしょうか。

さて、発進です。ちょっと重いクラッチを踏み、キーをひねるとボクサーエンジンが野太い音とともに目覚めました。エンジン音はいかにもチューンドエンジンという感じで、ドロドロとアイドリングします。ゆっくりとクラッチをつなぎ、いざ公道へ。

いつもは左ハンドルなので、ちょっと違和感がありますが、ボディの見切りは優れています。ボンネットの峰がわかりやすいです。ブレーキは遊びが少なく、ブレンボの効きは抜群です。気をつけないとギクシャクしてしまいます。

新開発の6MTは、FRベースのBMW Z3のものより剛性が低く感じますが、ストロークは同じくらいで、まあ合格点です。ステアリングは正直がっかり。インフォメーションは伝わりますが、パワステが聞きすぎです。軽すぎます。それと最小回転半径がかなり大きいのか(5.4mみたいです)、細い交差点では少し苦労します。

まちなかでは4000回転ぐらいでシフトアップしていきますが、ギクシャクすることもなく、乗り心地もZ3よりはいいような気がします。普段の使用には十分耐えられます。

ちょっとあいた道で、6000回転まで引っ張って見ました。急激にトルクが立ち上がり猛然とダッシュ。前乗ったMロードスター並の加速です。ターボラグはあまり気になりませんでした。このままワインディングロードに持ち込みたかったのですが、一般試乗のため、ここまで、ちょっとあたりを一周しただけでした。

限界性能はクルマ雑誌でいろいろと語られているので、そちらを参考にするといいとは思います。

感心したのは、ポルシェやGT-Rと十分戦える性能を持っていながら、街中での取り扱いには不自由はしませんでした。これ一台で近所への買い物から、サーキットまで、オールマイティのクルマだと思います。ただ残念なのは、もともと150万円ぐらいからのクルマなので、内装の質感がまるでだめだったことです。そのことに目をつぶって、街中もスムーズなスポーツカーとして買うなら319万円は世界最安価格ではないでしょうか? もっともランエボ7の方が安くて性能も上のようですが・・・(でも、もっとスパルタン?)。

SUBARU IMPREZA 【2000年9月3日】

新宿中央公園の前でNEWインプレッサを見ました。ブルーのセダンWRXで、ボンネットにエアインテークがあったのでターボですね。ショールームに飾ってあるのは見たことがありますが、実装しているNEWインプレッサは初めてでした。

あの丸目は賛否両論でしょうね。あのデザインはファミリーカーとしては×だとは思いますが、プレミアムカーとしては○ではないでしょうか。最近さかんに徳大時有恒先生がスバルは日本で唯一プレミアムカーメーカーになるべきだとおっしゃっていますが、水平対向エンジン+4WDシステム=低重心オールラウンドドライバーズカーという方程式を守りつづければその素質はあると思います。

ルノーは日産と一緒にスバルも買うべきでしたね。アジア・アメリカ市場は日産、ヨーロッパ市場はルノー、プレミアムブランドでスバルという棲み分けができたでしょう。

インプレッサをプレミアムカーとして見るならば、内装に革内装、サウンドシステムはレガシィと同じにマッキントッシュをオプション設定して欲しいものです。STiバージョン以外にも6MTの設定をオプション化すればなお良しですね。

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